三井不動産レジデンシャルグループのマンション防災イベントに突撃取材!(前半)
在宅避難の準備

三井不動産レジデンシャルサービスが管理するマンションにお住まいの方へ向けて、防災と住まいのお手入れについて楽しく学べるイベントが開催されました。
前半はセミナーをレポート、後半は体験会をレポートします

01. すまラボで開催!
「大地震、『避難所に行けばなんとかなる』は、NGです。
東京都の人口は、約1,400万人、避難所に収容できる人数は320万人。
倒壊の恐れのない、マンション居住者の皆様は、在宅避難です」
講師の高荷智也さんの言葉に、皆様の表情がハッとなる瞬間でした。
こんにちは、防災士でイラストレーターの草野かおるです。
2024年10月25日、豊洲の「すまラボ」にて「防災&住まいのお手入れセミナー」が開催されるということで、取材させていただきました!
「すまラボ」は、普段見ることのできないマンション管理の裏側の設備を、見て、触って、体験できる三井不動産レジデンシャルサービスの研修施設です。
私の「すまラボ」の印象は、『明るい!きれい!アミューズメントパークみたい~!』
大きなオフィスビルの中に、一歩足を踏み入れたら、そこには思いがけない光景が広がっていました。
02. 防災セミナーへ参加

防災セミナーは、東京都の防災担当の方のお話から始まって、
テレビ出演やユーチューバーとしても活躍の高荷智也さんのお話に。
「とりあえず避難所に行けばなんとかなるはNGです!」

私たちは、大地震が起きたらとりあえず避難所に行って、お弁当をもらう。そんなイメージを描いている人が多いのではないでしょうか。
マンション居住者は、避難所に行かず在宅避難が基本です。
また、ライフラインが止まっても、すぐには支援物資など届きません。
緊急車両の通行のための道の確保、今すぐ助けなければならない人の救助…行政は最優先課題から動きます。
「その行政も、被災しているのです」
高荷さんの言葉に、聞いている人たちの表情が、また、ハッっとなる瞬間でした。

ライフラインが止まった在宅避難でも、何日間は自力で生き延びなければならない。
そのために、私たちは何を用意すべきかを教えてもらいました。
講演の後は、グループに分かれて、すまラボの施設エリアを回りました。
【後半につづく】
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