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建物保全

計画修繕工事

日常清掃・定期点検から計画修繕工事まで、一貫した流れで建物の保全を。

建物調査診断

大規模修繕工事の検討をはじめるうえで、建物の現状を把握するため、建物調査診断をご提案いたします。建物調査診断では、目視、打診調査、物性調査、居住の皆さまへのアンケート調査を実施し、建物共用部の詳細な状況や、管理組合の要望を把握します。大規模修繕工事前に、まず建物の状態を知り、適切に工事内容へ反映させる必要があります。

建物調査診断 建物調査診断

1.アンケート調査

漏水状況・バルコニー劣化状況・ご意見等を全戸に対してアンケート調査のご協力をいただき、集計・分析します。

2.外壁・防水等目視調査

共用部全般について建物の不具合部位や過去の修繕資料の確認をおこないます。また、屋根や屋上等についても防水の状況や各部の不具合部位の確認をおこないます。打診により仕上げ材及び躯体の不具合部を調査します。(手の届く範囲)

3.仕上げ材の接着力調査

新規仕上げ材の重ね塗りが可能か否かの判定材料とするため、仕上げ材と躯体との接着力を試験します。

4.コンクリート中性化深さ調査

外壁の一部コンクリートをサンプル採取のうえ、フェノールフタレイン溶液を塗布し、アルカリ度の健全性を判定します。

5.シーリング材物性調査

既存シーリング材を抜き取り、素材と劣化度(硬度・伸び)の判定をします。

6.バルコニー内立入調査

分析結果に基づきバルコニーの立入調査にご協力いただける住戸を決定し、バルコニー内の壁面・天井・防水・鉄部等の劣化状況を確認します。

7.タイル浮き具合打診調査

外壁タイル面を一定範囲で打診調査をおこない、タイルの浮き割合を確認します。この割合は工事実施時の外壁タイル補修率を予測するうえで活用することができます。

建物調査診断

建物調査診断

大規模修繕工事

長期修繕計画(資金計画)にもとづいて12~15年に一度、建物外周に足場を設置しておこなう工事を大規模修繕工事といいます。大規模修繕工事は予期せぬ不具合(タイルの剥落、住戸内への漏水など)に備える予防保全であり、次の工事までの12~15年間にわたって資産価値を維持できるよう、しっかりとした工事計画の立案と施工が重要です。
当社は、居住者の皆様に寄り添い、施工会社が確実に工事を実施できるよう、管理組合の皆様を支援します。そういった支援サービスを「大規模修繕支援サービス」としてご提案しています。大規模修繕工事の具体的な内容や大規模修繕支援サービスの詳細については、こちらからご確認ください。

足場の架設

足場の架設

外壁改修後

外壁改修後

インターホン更新工事

設備は経年とともに、機器自体の劣化、そして、社会的劣化が進みます。症状を放置していると、日常生活へも大きく影響するため、定期的な更新が必要となります。これらの症状を防止し、マンションのセキュリティを維持するために15年周期で更新をおこないます。社会的劣化への対応(例:カメラ付きインターホンへの改修、ノンタッチキー導入など)し、マンション永住時代における「グレードアップ」のニーズにお応えしています。

※社会的劣化とは、時代の経過やライフスタイルの変化に伴うニーズへの対応に、マンション新築時の機能等が遅れてしまうことをいいます。

改修前

改修前

改修後

改修後

その他にも以下のような工事があり、建物の状況に応じて、修繕を行う必要があり、適宜ご提案します。(協力会社からの提案を含みます)

・屋上防水改修工事

マンション屋上は、天候・気温の変化等によりトップコートや防水層に膨張・収縮が起こり劣化します。そのため、一般的にトップコートを4~6年周期で塗装し直し、12年を目安に改修をおこないます。

・アスファルト防水コンクリート押さえ

屋上面の押さえコンクリートの経年劣化により、ひび割れや浮きが発生し、伸縮目地も傷み、下部の防水層に改修の必要性が発生した場合には、既存の押さえコンクリートの上に、新たにウレタン塗膜防水を施します。

・鉄部塗装工事

マンション鉄部の塗装は経年により塗膜の劣化が進行していきます。そのまま放置していると、鉄は大気中の水分や酸素、亜硫酸ガス等に触れることにより錆びていきます。これらの症状を防止し、美観を維持するために4~6年周期で鉄部塗装をおこないます。

・給排水管

経年変化に伴い、パイプ内に水垢や錆が発生します。その症状を放置していると、赤水の発生や漏水等の事故につながりかねません。そのため一般的に40年程度で既存の金属管を耐食性に優れた樹脂管等に更新します。

・給水ポンプ

給水ポンプの種類により修繕時期が異なりますが、一般的に4~8年周期でオーバーホール(機械を分解して点検修理をする作業)を行い、12~24年でポンプを更新します。

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