お客様にも鍛えられ、
青山支店での
成長が自信に。

management
青山支店
大規模タワーマンション所長
神前 拓実 | 2013年入社

就職活動ではまず菓子メーカーを志望していたものの、美味しいお菓子の引き立て役になる営業ではなく、自分自身の人間性で勝負がしたいと考え、マンション管理業界を選択。採用試験から入社までのバックアップ体制に、「人の三井」と言われる社風を肌で感じ、入社に至る。

※所属は取材当時のものです。

CAREER STEP

  • 1 年目(2013年)

    東京支店
    国分寺営業所
    (現武蔵野支店)
    配属から徐々に担当を増やしていき、1年目で10物件のマンションを担当。新規マンションの管理立ち上げも経験する。

  • 3 年目(2015年)

    青山支店 営業課


    期中の急な異動でガラリと担当物件の特徴が変わったことで、思うように業務をこなすことが出来ず、初めての挫折を味わう。

  • 4 年目(2016年)

    青山支店 営業課


    上司、先輩社員、現地スタッフ、管理組合活動に献身的なお客様に支えられ持ち直す。10~13物件のマンションを担当し、青山支店の水に馴染む。

  • 8 年目(2020年)

    青山支店
    大規模タワーマンション
    所長
    配置変更により、大規模タワーマンション所長として勤務。今まで経験したことのない管理室業務も経験。

現在の仕事

渋谷の大規模タワーマンションで所長

現在、渋谷の大規模タワーマンションの所長を務めています。三井のマンション管理において、管理事務室にゼネラリスト職が常駐する物件はそう多くありません。24時間体制のコンシェルジュ、何かあったときにはライフサポーター(管理員)がスピーディに対応するなど、総勢35名のスタッフにより、ハイクオリティなサービスを提供しています。 所長は建物・設備の確実な維持管理とサービス品質を管理してスタッフをマネジメントするとともに、居住者様にマンション管理運営に関する多角的な提案を行います。
私自身、青山支店エリアは他のマンションも担当してきたためエリア特性はよく理解していますが、1つのマンションに集中する分、業務領域や責任が増し、新たなフェーズの経験値を磨いています。

仕事のやりがい、面白さ

FMの熱い提案が資産価値を高める

それぞれ異なる考えや事情を抱えた方々が一つの集合住宅で生活するなか、万人が納得する状況を生み出すことはなかなか困難です。一方、そのなかで管理会社として適切な課題解決のご提案を行いながら合意形成を図り、徐々に信頼度が増していくプロセスこそ、この仕事の醍醐味です。現在の担当マンションは大規模修繕工事の提案から受注に至るまで13カ月かかりました。前任者からの引継事項だったため、大規模修繕工事は喫緊の課題でした。私は「高級マンションにふさわしい改善策」を提案しながら目の前の課題をコツコツと解決し続け、日常的な改善でも資産価値が上がることを示していきました。すると次第に「ここまでしてくれるのは、やはり三井しかないだろう」というお客様の声が大半を占めるようになり、総会で承認をいただきました。実際、購入したお部屋が現在では市場価値が2倍になっている例もあります。人気エリアのため地価が高騰したこともあると思いますが、私たち管理会社の地道な努力がもたらす効果も少なからずあり、数字を見てもやりがいは大きいです。

心に残るエピソード

挫折をバネに1から勉強

入社3年目までは国分寺営業所にいて、全ての提案がスムーズに承認されるような挫折知らずのフロントマネージャーでした。それが3年目の途中で青山支店に異動すると状況は一転。エリア特性が全く異なる青山エリアのお客様では、まず提案が通らない以前に、「甘い」「準備がなってない」と門前払い。本当に恥ずかしいことですが、対応が追いつかず先輩に担当替えしてもらったこともありました。
そのころ、他マンションの理事長様よりフロントマネージャーにご指名いただき、「いろいろな人の意見や経験を見聞きしながら多角的な視点で物事を捉え動くこと」と何度も何度も教えてくださいました。一つの事案に対応するのに1パターンしか準備していなかった自分に「全ては準備から。10パターン想定しておくべし。」と厳しくも的確なアドバイスをいただきました。お客様に教わることでまた一回り成長することができたと思います。

TOPICS

あなたの描く、未来への挑戦とは?

管理の存在価値を高めたい

三井の管理は若いうちからさまざまな年齢・立場の方にお会いするなかで、人の心を動かし行動を促すという高い人間力が磨ける仕事だと思います。その経験を積み重ね、将来は管理職としてマネジメントに携わるのが目標です。
マンション管理の仕事をしていると、お客様自身が購入し生活している場所にも関わらず、管理には興味がなく、理事会の役員を拒否される方が多いのが現状です。しかし、管理会社の私たちができることはあくまでアドバイス。大事な資産をどう扱うか、本来決定すべき方たちが「興味がない」と仰る状況に少し危機感を覚えます。マンション管理業界がその存在価値を高め、お客様が自分たちの資産価値を高めていく必要性をより感じていただければ、もっとマンション管理は良い方向に発展するのではないか、そんな変革に挑戦できないかと考えています。そして将来、さらに成長した自分になって青山支店に復帰し、育てていただいた恩返しがしたいですね。

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