床カーペット
毎日こまめに掃除機をかけましょう
毎日こまめに掃除機をかけましょう。その際、常にパイルを起こす方向にかけてください。
表面のこまやかなゴミやホコリは、掃除機付属のコーナーノズルを使いましょう。
また、時々古いヘア-ブラシでカーペットの毛を起こして中に入ったゴミを出してから掃除機をかけると、中まできれいになります。
さらに壁際は、ゴミがたまりやすい場所です。
ゴミやホコリは、カビやダニの発生源にもなるので念入りに掃除しましょう。
収納前には、必ずクリーニングを
置き敷きカーペットをしまう前には、必ずクリーニングをして、防虫剤を入れて収納してください。
ふたたび敷く時は、2~3日反対巻きにし、スチームアイロンなどで蒸気をあてれば巻きぐせは直ります。
定期的に中性洗剤でクリーニングをしましょう
カーペットは、素足の汚れや食べこぼしなどで意外に汚れています。定期的に中性洗剤を用いて、クリーニングを行ってください。
手順は次のとおりです。
-
1
中性洗剤を入れた水で、雑巾を固く絞り、おしぼりのように巻いて毛並みに沿ったり、逆らったりして拭きます。
-
2
雑巾は5~10枚を用意しておき、汚れたら取り替えます。
-
3
最後に乾いた布で水気を十分に取り、窓を開けて風通しを良くして乾かします。
カーペットにシミがついたら、内部に染み込んで乾かないうちに素早く処理しましょう
しょうゆ、お茶、コーヒーなど水溶性のシミ
-
1
ティッシュや乾いた布などで吸い取ります。その後、水またはお湯で固く絞った布でつまみ取るように拭きます。
-
2
拭ききれない時は、中性洗剤を薄めた液を布につけて繰り返します。
-
3
水またはお湯で固く絞った布でシミの周りも拭いてぼかします。
チョコレート、マヨネーズなど油溶性のシミ
-
1
ティッシュや乾いた布で、つまみ取ります。
-
2
中性洗剤を薄めた液を泡立てて、その泡をシミの上にのせて古い歯ブラシでこすります。シミの部分よりもやや広めにこすり、境界線が分からないようにぼかすのがポイントです。
-
3
お湯で絞った布で拭いて仕上げます。
チューインガム
-
1
氷をポリ袋に入れてガムを冷やして固めます。
-
2
乾いた布やスプーンなどでこすり取ります。
-
3
残ったものは布にベンジンを付けてつまむようにして取ります。
インク、墨汁などのシミ
-
1
ティッシュでよく吸い取ります。
-
2
お湯を含ませたスポンジで、たたくようにして拭きましょう。
-
3
水またはお湯で固く絞った布で仕上げます。
フローリング
日頃のお手入れは乾いた雑巾やモップで
日頃のお手入れは、掃除機などでゴミやホコリを取り除き、乾いた雑巾やモップで拭いてください。化学雑巾を使用する時は、水濡れ箇所には絶対に使用しないでください。フローリング面が白っぽくなる恐れがあります。また、化学雑巾を長時間フローリング上に放置しておくと変色する恐れがありますのでご注意ください。
ひどい汚れには
から拭きでゴミやホコリを取り除いた後、固く絞った雑巾または中性~弱アルカリ性洗剤を含ませた雑巾で、汚れを拭き取ってください。ただし、濡れた雑巾を頻繁に使用すると、表面にヒビ割れが生じることがありますので気を付けてください。
半年に1度はワックスを
表面塗装仕上げを施しているフローリング材は、ワックスを塗らなくても耐久性は十分ありますが、ワックスで適切なお手入れを行うことにより、美しい表面をいつまでも保つことができます。半年に1回程度を目安に、ワックスをかけましょう。床材表面の保護・つや出し効果が保てます。ただし、廊下の際や机の下など普段歩かない所はワックスが磨耗しないので、何回もワックスがけを行なうと膜厚が増して、色が変わって見えることがあります。塗り過ぎに注意してください。
※フローリング材の種類により、ワックス材選定には注意を要するものがあります。マンション毎に配布されている、フローリングメーカーの取扱説明書等でご確認ください。
畳にシミがついたら
インクやコーヒーをこぼしたら、広がらないようにティッシュや乾いた布で吸い取るか、牛乳で拭き取るのも効果的です。
シミになってしまった時は、水で薄めた中性洗剤を乾いた布につけ、たたきながら畳目に沿ってシミを取ります。その後洗浄分をよく拭き取り、乾いた布で拭いて十分水分を取るようにしてください。